頭をドライヤーで乾かすと私は、
リビングの方に行った。
広めのリビングに阿部さんは、料理を作って
待っててくれた。
「あの……シャワーをお借りしました。
ありがとうございます」
申し訳なさそうに中に入って行く。
「どういたしまして。
丁度朝食が出来たところだったから座って」
阿部さんは、ニコッと笑うとコーヒーを淹れてくれる。
テーブルの方を見るとトースト
目玉焼きとカリカリに焼いたベーコン
スープとサラダなどが置いてあった。
どれも美味しそう。
「美味しそう。
これ全部。阿部さんが作ったんですか?」
「うん。簡単な物しか作れないけどね。
さぁ、召し上がれ」
ニコッと笑顔で言ってくれる。
早速席につくと朝食を食べた。
うん。ベーコンもカリカリでとても美味しい。
「美味しいです」
「それは、良かった。
少しは、元気出たみたいだな?」
そう言ってくれる阿部さん。
えっ?
阿部さんを見るとニコッと笑ってくれた。
あぁ、そうか励ましてくれているんだ。
私のために……
「心配かけてすみません……」



