恋愛と失恋の果てに。


翌日。
会社に行くと課長は、すでに来ており
仕事をしていた。

課長の顔を見たらまた胸がズキッと痛む。
梨々花ちゃんと楽しく行けたのだろうか?
でも、そんなこと聞けない。

チラッと見ていたら課長と目が合ってしまった。
思わずパッと目線を逸らす。
うぅっ……顔を会わせづらい。

すると課長が
「尾野。これの資料を資料室から取ってきてくれ」
なんと私に指名してきた。

えっ!?私?
まさか私に言われると思わなかったので驚く。
「は、はい」

戸惑ったが頼まれた以上取りに行かないとならない。
メモを受けてると私は、資料室に行く。
ここで、課長の秘密を知ったのよね。

資料を探しながら思い出す。
ハァッ……と溜め息を吐きながら取っていると
ガチャッと誰かが入ってきた。

見てみると入って来たのは、
課長だった。

えっ?何で課長が……??
資料を取って来いと言ったのに本人が
来たら意味ないじゃない。

驚いていたら課長は、
ドアを閉めて私に
「悪いな。ここなら誰も聞かれないと思って
お前に渡したい物があったんだ!」
そう言ってくる。

私に渡したい物……?