こんな素敵なイケメンの彼に想われるのなら
それを望むのが理想的ってものよね。
きっと……
モヤモヤした気分になっていた。
阿部さんと別れると部屋に入る。
まだ心臓がドキドキと高鳴っていた。
ハァッ……疲れた。
早くお風呂に入って寝よう。
そう思いながらカバンからスマホを出した。
見てみるとお母さんからメールが来ていた。
食事会と言う名のお見合いが出来なくなった事と
阿部さんとたまたま一緒に居る事を連絡したら
大いに喜んでいた。
今もメールで
『デートどうだったの?
阿部さんに失礼なことしなかった?
いい知らせを待ってるわよ。頑張りなさい』
そう書かれていた。
うわぁ~期待されてるし。
告白されたとか送ったら
ギャーギャーとうるさいだろうな。
ふぅ……と溜め息を吐きながら他にメールが
ないかチェックをする。
するとさゆりからLINEが来ていた。
『こんばんは。
元気にしてる?くよくよ悩むなら行動あるのみよ!
愚痴ならいつでも付き合うから』
相変わらず前向きな内容だった。
くよくよ悩むなら……行動あるのみか……。
私の行き場は、何処にあるのだろうか?
さゆりに……阿部さんのことを話してみようかな。
なんて彼女は、言うだろうか?



