恋愛と失恋の果てに。


どうして許可を出した分からない。
ただお姉さんとさゆりの顔を浮かべたら
いいかなぁ……と思えてきた。

男性を部屋にあげるなんて
軽はずみなことなのかも知れない。
でも……もうそんなのどうでもよくなっている
自分もいた。

阿部さんなら……許してもいいかな。

なんて馬鹿げたことを考えていた。
少し自棄になっているのかもしれない。
何をやってるんだが……自分。

しばらくの間。
自己嫌悪に襲われていた。
ベッドの上で疼くまっていたらいつの間にか
夕方になっていた。

あぁ、頭が痛い……。
今頃薬が効いてきたのかしら?
起き上がり部屋を見渡すと辺りが少し暗くなっていた。
電気をつけることにする。

今、何時かしら……?
時計を見ようとしたらチャイムが鳴った。
あ、もう来ちゃったの!?

慌てて近くにあった物を片付ける。
そして急いで確認もせずにドアを開けた。

だが、その人物に衝撃を受ける。

「か、課長……どうして!?」
目の前に現れたのは、阿部さんじゃなくて
佐々木課長だったのだ!!

何で……ここに?
それより何で私の住所を知ってるの!?