『綺麗な先輩に言い寄られて、跳ね除けることすら出来ずに揺らいでいるようじゃ…』っていうのも、実は雅耶の本音を聞き出す為にカマを掛けたものだった。
以前、アパートへ行った時に、夏樹が僅かに表情を曇らせた話題が少し気になっていたから。
『本当に綺麗な人でね…。非の打ちどころがないの。あんな綺麗な人が相手だったら、誰だって断れないんじゃないかな』
その女の先輩と『良い雰囲気だった』と、その場に居合わせた女生徒達に噂されていたいう雅耶。
夏樹は気にはしながらも『次元が違うんだよ。仕方ない』なんて笑っていたけれど。
雅耶の本当の気持ちが知りたかった。
自分だって、もう夏樹には辛い思いをさせたくないのだ。
(こういう気持ちを何ていうんだろう?もしかして『兄バカ』ってやつなのかな?)
そんなことを思って。
冬樹は心の中で一人、クスッ…と笑った。
それでも、仕方ない。
本当に愛しくて、大切な、自分の半身なのだから…。
以前、アパートへ行った時に、夏樹が僅かに表情を曇らせた話題が少し気になっていたから。
『本当に綺麗な人でね…。非の打ちどころがないの。あんな綺麗な人が相手だったら、誰だって断れないんじゃないかな』
その女の先輩と『良い雰囲気だった』と、その場に居合わせた女生徒達に噂されていたいう雅耶。
夏樹は気にはしながらも『次元が違うんだよ。仕方ない』なんて笑っていたけれど。
雅耶の本当の気持ちが知りたかった。
自分だって、もう夏樹には辛い思いをさせたくないのだ。
(こういう気持ちを何ていうんだろう?もしかして『兄バカ』ってやつなのかな?)
そんなことを思って。
冬樹は心の中で一人、クスッ…と笑った。
それでも、仕方ない。
本当に愛しくて、大切な、自分の半身なのだから…。



