「だ…だって、綺麗…?先輩…?って。えぇ?誰??」
本気で浮かばないのか、雅耶は顎に手を当てると「うーん…」と唸っている。
「ちょっと!何のボケなのよ、雅耶?『綺麗な先輩』って言ったら、言わずもがなでしょう!あの成桜の生徒会長さんのことなんじゃないの?超美人の!雅耶に結構ベッタリだったって言うじゃん」
「…へ?生徒会長?ああ、もしかして薫先輩のことか?」
長瀬のツッコミのお陰でやっと合点がいったのか、雅耶はポンッと手を打った。だが、
「綺麗…。美人…。そうかな?…まぁ、そうか…」
その微妙な反応に、冬樹は首を傾げた。
(雅耶的には、その程度の認識ってことなのかな。なっちゃんは、その先輩のことを随分と絶賛していたけど…)
だが長瀬の反応を見れば、夏樹の認識も然程間違ったものではないのであろうことが分かる。
「でも、何だよ?ベッタリって…。誰がそんなこと言ってんの?俺はそんなつもり全然ないし、誤解を招くようなこと言わないで欲しいよ」
「まあねぇ…。雅耶自身はそんなつもりなくても向こうにはあったみたいだけどねぇ?学祭の時の話、新聞部にも色々情報が届いてるよー。あの会長さん、美人だし目立つだろ?合同イベントを目前にして、今や成蘭生徒達の注目の的なんだよねぇ。その彼女のお気に入りが実行委員の中にいるとか何とか…」
「そんなの知らないし。俺には関係ないよ」
そう言い切っている雅耶の様子に、冬樹は少し安心した。
本気で浮かばないのか、雅耶は顎に手を当てると「うーん…」と唸っている。
「ちょっと!何のボケなのよ、雅耶?『綺麗な先輩』って言ったら、言わずもがなでしょう!あの成桜の生徒会長さんのことなんじゃないの?超美人の!雅耶に結構ベッタリだったって言うじゃん」
「…へ?生徒会長?ああ、もしかして薫先輩のことか?」
長瀬のツッコミのお陰でやっと合点がいったのか、雅耶はポンッと手を打った。だが、
「綺麗…。美人…。そうかな?…まぁ、そうか…」
その微妙な反応に、冬樹は首を傾げた。
(雅耶的には、その程度の認識ってことなのかな。なっちゃんは、その先輩のことを随分と絶賛していたけど…)
だが長瀬の反応を見れば、夏樹の認識も然程間違ったものではないのであろうことが分かる。
「でも、何だよ?ベッタリって…。誰がそんなこと言ってんの?俺はそんなつもり全然ないし、誤解を招くようなこと言わないで欲しいよ」
「まあねぇ…。雅耶自身はそんなつもりなくても向こうにはあったみたいだけどねぇ?学祭の時の話、新聞部にも色々情報が届いてるよー。あの会長さん、美人だし目立つだろ?合同イベントを目前にして、今や成蘭生徒達の注目の的なんだよねぇ。その彼女のお気に入りが実行委員の中にいるとか何とか…」
「そんなの知らないし。俺には関係ないよ」
そう言い切っている雅耶の様子に、冬樹は少し安心した。



