賑やかに場を盛り上げる音楽。大きな呼び込みの声。
そして弾む会話。楽しげな笑い声や、はしゃぎ声。
それらの喧騒、何もかもが耳障りで耐えられなかった。
自分でも、気持ちがマイナスに落ち込んでいることぐらい解ってる。
でも、どうにもならなくて。
とにかく、その人混みから逃れたかった。
(なにやってるんだろ…。オレは…)
気が付けば、学園祭とは無縁の静けさが広がる裏庭まで来ていた。
遠くから音楽や声が僅かに聞こえてはくるものの、ここは冷たい風に吹かれた木々がカサカサと乾いた音を立てているだけだ。
夏樹は周囲を見渡すと、近くにあった割と綺麗めな花壇の縁へと浅く腰掛けた。
途端に、思わず溜息が漏れる。
(こんな場所に一人で…。いったい何しに成蘭まで来たんだって感じだよな…)
別行動になった友達を責めている訳じゃない。
皆が楽しみにしていた学園祭…。大いに楽しんで欲しいと思う。
皆の恋も上手く実ってくれたら良いなと、本当に心からそう思っている。
ただ…。
こんな気分になってしまっている自分に呆れているのだ。
そして弾む会話。楽しげな笑い声や、はしゃぎ声。
それらの喧騒、何もかもが耳障りで耐えられなかった。
自分でも、気持ちがマイナスに落ち込んでいることぐらい解ってる。
でも、どうにもならなくて。
とにかく、その人混みから逃れたかった。
(なにやってるんだろ…。オレは…)
気が付けば、学園祭とは無縁の静けさが広がる裏庭まで来ていた。
遠くから音楽や声が僅かに聞こえてはくるものの、ここは冷たい風に吹かれた木々がカサカサと乾いた音を立てているだけだ。
夏樹は周囲を見渡すと、近くにあった割と綺麗めな花壇の縁へと浅く腰掛けた。
途端に、思わず溜息が漏れる。
(こんな場所に一人で…。いったい何しに成蘭まで来たんだって感じだよな…)
別行動になった友達を責めている訳じゃない。
皆が楽しみにしていた学園祭…。大いに楽しんで欲しいと思う。
皆の恋も上手く実ってくれたら良いなと、本当に心からそう思っている。
ただ…。
こんな気分になってしまっている自分に呆れているのだ。



