僕の名前は佐藤飛鳥。僕には秘密がある。まぁ、それは後の話。
高校一年生。僕には、好きなヒトがいる。

『おはよっ!ってか起きなさい。飛鳥』

そうやって僕の名前を呼ぶのは、如月葵(きさらぎあおい)。
高校2年生。葵ねぇちゃんと呼んでいる。

僕はその声に応えるように、
『おはよっ!葵ねぇちゃん。』とさけぶ。

『おはよっじゃ無いわよ。全く世話がやけるわね。ふふっ、でもそういう所が可愛いのよね。』
そういいながら、楽しそうにいう。

僕はその笑った笑顔にいつしかねぇちゃん以上の恋心を抱いている。これは本人には言えないけどね。血は繋がってはいないけど、家族どうぜんにつきあってきた。


『ちょっと飛鳥、いつまでねてんの?早くおきてきなさい。』
噂をすればもう1人の姉貴が来たようだ。
この美人の名前は、金澤明日菜(かなざわあすな)。
僕は、明日菜ねぇちゃんとよんでいる。

ねぇちゃんたちのこえに僕はこう答えた。
『今から行くよっ』てね。

そうしたらねぇちゃん達は早くしなさいよっだって。
こういった日常を送っている。


『この、こいつめやっときたな?』

『明日菜ねぇちゃん、葵ねぇちゃん痛いってばっ!離してよっ!』

心の中でこう叫んだつもりだ。
他の人に見られたらごかいされるよ?って。