翌朝
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目を覚ました時だった。

「おはようございます」
と、透き通った声が聞こえた

「あ、昨日の」

僕はそれしか言えなかった

「はい。私、ちょっと事故にあっちゃって...しばらく入院することになったんです」

と、微笑んでる

ぼくの最初の印象は、事故って怪我してるのに元気だな。くらい

あと...、僕が見た中で一番かわいい...

肋骨当たりに、強く何かが巻かれてるのと、右手の指に包帯、そして顔にもガーゼがところどころついてる。

「よろしく...君、何年生?」


「あ、高校二年生ですっ!」

「へぇ、同い年だ。よろしく」

「はい、よろしくお願いします!」

彼女の怪我をしてない左手と握手を交わした