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「んー、そろそろ寝るかな」
午後11:00
本当は就寝時間なんて過ぎてるけどいつもこっそり起きてる。
理科の教科書を閉じて伸びをする。
僕は、脳の病気で
幼い頃から入退院を繰り返してる。
中学2年生から結構病状が落ち着いて、高校一年の後半までは学校に通える普通の生徒だったのに、急に悪化して入院のハメになった。
だから、高校二年生になってから1度も学校に行けてないので、こうしてここで勉強してる。
布団から起き上がり、冷蔵庫から水をだそうとした時だった
「んっ...」
甲高い声が聞こえ、その声の主へと目をずらす。
ぴくりと動いた左手の指。
目、覚めたんだ
僕は慌ててナースコールを押した
看護師には、なんでこんな時間まで起きてるんだとガミガミ怒られたけど、彼女は医者の所に運ばれた。
保護者も呼ばれたらしい。
僕は一安心して眠りについた
「んー、そろそろ寝るかな」
午後11:00
本当は就寝時間なんて過ぎてるけどいつもこっそり起きてる。
理科の教科書を閉じて伸びをする。
僕は、脳の病気で
幼い頃から入退院を繰り返してる。
中学2年生から結構病状が落ち着いて、高校一年の後半までは学校に通える普通の生徒だったのに、急に悪化して入院のハメになった。
だから、高校二年生になってから1度も学校に行けてないので、こうしてここで勉強してる。
布団から起き上がり、冷蔵庫から水をだそうとした時だった
「んっ...」
甲高い声が聞こえ、その声の主へと目をずらす。
ぴくりと動いた左手の指。
目、覚めたんだ
僕は慌ててナースコールを押した
看護師には、なんでこんな時間まで起きてるんだとガミガミ怒られたけど、彼女は医者の所に運ばれた。
保護者も呼ばれたらしい。
僕は一安心して眠りについた

