「単刀直入に言います。
今の検査状況では...














息子さんの全治は非常に難しいと考えられます。」


僕のレントゲン写真と医者。

隣に座って泣いている母とそれを慰めながら涙目になってる父を見て僕は



『死ぬかもしれない。』



とゆう言葉しか考えられなかった。


「で、でも!命は助かるんですよね?
彼方の命は...?!」

「落ち着け、舞子 マイコ(母の名前)」

「でも!彼方が...うぅ」

「命の危険性はもちろん、保証しかねます」

ドクンッ

心臓が高鳴った。


「はっきりいいますと...」

ドクンッ

ドクンッ

ドクンッ

ドクンッドクンッドクンッ

「いつ、亡くなられてもおかしくないかと...」

「うわぁぁぁぁぁぁんっ」

かあさんの泣き声と、僕の心臓の音しか聞こえなかった。。。

何が起こって、今どんな状況なのかも理解出来なくなった

横を見れば顔を覆い隠して大泣きしてる母と、目を腕でおさえてる父さんの姿