恋日記


今日はやけに騒がしい。

昼の2時、僕はいつものように206号室の病室で本を読んでいた。

バタバタと走り回る看護師たちの足音と医者の声であまり集中できるもんじゃない。

新しい入院する患者の準備かなーぐらいにしか思ってなかった

数分後。

本を読み終えてひと休みしようと目を瞑ったらいつの間にか眠っていた。


目が覚めたのは、もう7時30分

伸びをして起き上がろうとした時だった

「...え、」

この病室には僕しかいなかったのに、
もう一つのベットに綺麗な顔をした女の子が酸素マスクをつけて眠っていた。

しかも、傷だらけで。

数秒間思考が働かなかった。

そして、あぁ。今日騒がしかったのはこれか。って納得した

いつ目を覚ますか分からない彼女を横目にナースコールを押した。