王子様は、性悪

「塚本さん〜、今までごめんね〜」

急に男子が謝ってきた。

女子は、なぜか睨んでいるけど。

「いえ、別に気にしてないので」

「よかった〜!じゃあ、放課後遊ばない?」

「どうして急に扱いが変わるのですか?
今まで通りで構いませんけど?」

私は、素っ気なく返した。

「い、いや対した理由はないけどね!
塚本さんと遊んでみたいなーって!」

「ふぅーん、お断りします」

私があっさり断ると、舌打ちをされた。

「おい!塚本!」

真白君が急に赤い顔をされて名前を呼ばれた。

そういえば初めて名前で呼ばれたなと感心してると、あり得ない事を言われた。

「俺と付き合ってくれ!」

「は?急に何を言ってるんですか?意味不明ですけど」

「お、おまえの事が好きになった!今!」

女子は、半分は悲鳴をあげて半分は気を失っている。

「お断りします。なぜ、今までいじめられてた人と付き合わないといけないのですか?」

「そんなの関係ない!」

「は?本人の意思は聞かないのですか?
はっきり言っときますけど、私は、貴方の事が大嫌いです」

きっぱりあっさり断ったから何も言ってこないと思ったら、

「俺は、おまえを落すから、覚悟しとけよ」

「馬鹿なのですか?いい加減にしてもらえませんか?迷惑です」

「そうゆうことだから覚悟しとけ!」

真白君は、そう言い教室から出て行ってしまった。