王子様は、性悪

「はぁー、疲れるな〜」

私は、1人で文句を言いながら自販機の前にいる。

てゆうか、紅茶ないんだけど!?
売り切れてますよ!?

しょうがないから代わりにお茶を買ってこう。

「はい、紅茶が売り切れてたのでお茶です」

真白君は、クルッとこっちを向いて
「は?何で紅茶じゃないわけ?紅茶1つも買えねーのかよ。使えねーな」

「すみません」

「すみませんじゃねーんだよ!」

真白君は、そう言い私にお茶をぶっかけた。

私の髪からはポタポタとお茶の雫が垂れた。

それを見たクラスメイトは大爆笑している。

「ちっ」

私は、思わず舌打ちをしてしまった。

「なに?お前今舌打ちしただろ?」

「あっ、いや、してませ‥‥」

私が言い終わる前に女子に平手打ちをされた。

以外と痛いんですけど。

「えっ?!」

クラスメイト達は急に私のことを見て黙り込んだ。
いや、黙り込んだとゆうかギョッとしている。

すると、真白君がビックリした顔で

「お、おま、メガネ!」

「へ?」

目の辺りを触ったけどメガネがなかった。今まで伊達メガネで顔を隠してたのに!

「地味子が地味子じゃない」

と、わけわかんない事を言ってる人もいる。

「す、すみません!メ、メガネを落としてしまって」

私は慌てた。
こいつらに素顔を見せてしまったことを。
この顔のせいで私は散々な目にあってきたんだから。