王子様は、性悪

ガラガラ!

教室のドアを開けると、みんなが一斉に振り向く。

「うわー。地味子だ」

「よく来たよな」

と、色々な事を言ってくる。

どこへ行っても悪口ばかりだ。

こんな格好している私がいけないだと思うけどね。

すると、

「きゃー!!」

黄色い悲鳴があがった。

どうしたらそんな高い声がでるんだろう。すごいよ笑笑

その黄色い悲鳴の正体は、この学園の王子様、真白ゆうだい。

顔だけは、いいんだよね。

性格は悪いけど。

そして、真白君が教室に入ってきた。

私の後ろを通る時にわざとドンっとぶつかってきた。

「あ!ごめんね。地味子さん」

「べつに」

「ゆうだいー!地味子に触っちゃだめだよ〜。汚くなる!」

女子が甘いキモい声で言っている。

恥ずかしくないのかな?そんな話し方。

「そうだね。この服、すぐに洗濯しなきゃね」

真白君がそう言うと周りの人は爆笑している。