全身を鎖で繋がれながら、弱々しく頷き、身を固まらせた女は、
濡れたような漆黒の長い髪、
完璧な二重瞼、赤のドレスよりも赤い瞳、
そして真っ白な肌の
昨日川で出会った
混血の奴隷だった。
「珍しいだろ?混血だが、絶世の美女だ。今宵のショーにも出るから見ていってくれ。」
「…悪趣味なことこの上ないな」
昨日の、女の涙が脳裏をよぎった。
そしてそこから、女の
柔い乳、滑らかで曲線のある腰、小さく隆起した秘部、スラリとした長い脚
川で抱き上げた時、
お互いの薄い肌着越しに伝わってきた感触を生々しいほど鮮烈に思い出し、
イーザは眉を僅かに潜めた。

