歩美「あら?」
歩美が、
さっきから放心状態の
天真に気づいたみたい…。
歩美「なんか天真の様子が
おかしいけど…
なにかあっ
莉子「ないないないないなーーーい!」
歩美の質問に、
食い気味に答えるわたくし…。
嘘つくの、下手くそすぎる…。
歩美「そ、そう…?」
歩美だって、明らかにおかしいって思ってる。
話変えなきゃ!
莉子「あっ!
そーいえば〜
早希くん〜?」
早希「なに」
…相変わらず、
必要最低限のことしか喋らない…。
慣れたけどさ!
莉子「可愛い可愛いみかちゃんと、
どんな感じなの〜?」
早希「………げ」
みかちゃんっていうのは、
早希の彼女。
前に、女の子と歩いてた早希を
発見して、
その次の日に問い詰めたら、
早希が白状したの!
すっごい可愛いし、
ふわふわしてるし!
あたしとは真逆…。
早希「別にいいだろ…」
莉子「よくないよ!
あたしと早希が友達なんだから、
みかちゃんとあたしも、
もう友達だもん!」
早希「はあ?
やっぱバカ……あ…」
あたしをバカにしながら、
早希はなにか思い出したみたい。
莉子「え?なに?」
早希「いや…大したことない………
ただ、
桜井が莉子に会ってみたい
って言ってた」
莉子「ほんと?!」
あたしに会いたい
って言ってくれてるんだ!
うれしい!
大したことあるじゃんか!!
ていうか、
みかって呼べばいいのに……。
なんで苗字なんだろ?
莉子「桜井じゃなくて、
みかって呼んであげなよ?
きっとすっごい喜ぶよ?」
早希「…桜井は桜井だろ」
莉子「もう!
女心がわかってないんだから〜!」
早希「……莉子だって
わかってねーし……」
莉子「はあ?!
今なんて言いました?!
あたしはわかるし!女だし!」
早希「ぷっ………知ってるし、
ばーか」
早希は、クスクス笑ってる…。
あたしを思いっきり
ばかにしてますね〜。
早希「俺が言ってんのは、
男の気持ちってこと」
莉子「ううっ…、
そ…それは…
わかんないけどさ…」
早希「うん、知ってる」
莉子「……」
悔しい!!
早希に負けた気がする…。
早希「………桜井に会おうとか、
絶対すんな…よ?」
莉子「わかってる〜」
早希「……(会う気だな…バカ莉子…)」
そう言われると、
会いたくなっちゃうじゃーん!
たしか、東高だったよね?
……楽しくなってきた…♪
歩美が、
さっきから放心状態の
天真に気づいたみたい…。
歩美「なんか天真の様子が
おかしいけど…
なにかあっ
莉子「ないないないないなーーーい!」
歩美の質問に、
食い気味に答えるわたくし…。
嘘つくの、下手くそすぎる…。
歩美「そ、そう…?」
歩美だって、明らかにおかしいって思ってる。
話変えなきゃ!
莉子「あっ!
そーいえば〜
早希くん〜?」
早希「なに」
…相変わらず、
必要最低限のことしか喋らない…。
慣れたけどさ!
莉子「可愛い可愛いみかちゃんと、
どんな感じなの〜?」
早希「………げ」
みかちゃんっていうのは、
早希の彼女。
前に、女の子と歩いてた早希を
発見して、
その次の日に問い詰めたら、
早希が白状したの!
すっごい可愛いし、
ふわふわしてるし!
あたしとは真逆…。
早希「別にいいだろ…」
莉子「よくないよ!
あたしと早希が友達なんだから、
みかちゃんとあたしも、
もう友達だもん!」
早希「はあ?
やっぱバカ……あ…」
あたしをバカにしながら、
早希はなにか思い出したみたい。
莉子「え?なに?」
早希「いや…大したことない………
ただ、
桜井が莉子に会ってみたい
って言ってた」
莉子「ほんと?!」
あたしに会いたい
って言ってくれてるんだ!
うれしい!
大したことあるじゃんか!!
ていうか、
みかって呼べばいいのに……。
なんで苗字なんだろ?
莉子「桜井じゃなくて、
みかって呼んであげなよ?
きっとすっごい喜ぶよ?」
早希「…桜井は桜井だろ」
莉子「もう!
女心がわかってないんだから〜!」
早希「……莉子だって
わかってねーし……」
莉子「はあ?!
今なんて言いました?!
あたしはわかるし!女だし!」
早希「ぷっ………知ってるし、
ばーか」
早希は、クスクス笑ってる…。
あたしを思いっきり
ばかにしてますね〜。
早希「俺が言ってんのは、
男の気持ちってこと」
莉子「ううっ…、
そ…それは…
わかんないけどさ…」
早希「うん、知ってる」
莉子「……」
悔しい!!
早希に負けた気がする…。
早希「………桜井に会おうとか、
絶対すんな…よ?」
莉子「わかってる〜」
早希「……(会う気だな…バカ莉子…)」
そう言われると、
会いたくなっちゃうじゃーん!
たしか、東高だったよね?
……楽しくなってきた…♪

