家に帰ってお風呂から出ると、実紅が話を聞いてくれた。


「…そっか。でも、偉いよ。少しは、楽になった?」

『うん。』

「また何かあったら言ってね?いつでも相談に乗るよ。ね?」

『うんっ…ありがと。』

「もう寝な?明日、目が腫れちゃうよ?」

『うん、ちょっと冷やしてから寝るね。』

「うん、おやすみ。」

『おやすみ。』