朝、荷物を持って早く家を出た。
タクシーに乗って、実紅の家に向かう。



『ごめんね……いきなりで……』

「全然大丈夫!あ、荷物は置いといて、学校行こう?」

『うん、ありがとう。』


ほんとは学生が2人で住むのはダメなんだと思う……
まぁ、でもバレなければ……って感じ。





「っと……て…アン……起きてよ、アン!」

『ん?………痛っ…首が……』

「もう、午前中ずーっと寝てたんだから、痛くて当たり前でしょ?」

『嘘……寝てた?』

「はぁ……知らぬ間に…ってやつ?」

『そーそー!』

「はぁ……全くもう…」