次の日には体調も回復して学校に行けた。
放課後……。
帰ろうとした時、聖に声をかけられ社会科資料室に連れて来られた。
埃の匂いが充満した社会科資料室。
しかもいろんな資料が散らかってるし。
「片付け……」
「はい?」
「片付け手伝え」
「は?」
「どうせ帰っても暇だろ?」
「だからって何で私?1人で片付ければいいじゃん」
てか、早くこの空間から抜け出したい。
埃っぽくて嫌になる。
「この前、肉とか野菜とかいろいろ持って行ってやったろ?」
「いや別に持って来てって頼んでないし。聖が勝手に持って来ただけじゃん」
「うるせぇ。とにかくつべこべ言わずに手伝え」
聖はそう言って、私に雑巾を投げてきた。
それを受け取る。
いやいや何で私が?
私はアンタの下僕じゃないっつーの。
……でも、どうしてここで雑巾を投げ返して嫌だと言って帰れないのか。
私は魔法にかかったように自ら資料室の窓を開けて、雑巾を水で濡らしていた。



