「桐野って、案外と可愛いパンツ履いてるんだな」 「はっ?」 振り向き、聖の方を見た。 聖も私を見ている。 しかも変な笑みを浮かべてるし。 私はキッチンにあったフキンを手に取って、聖の顔にめがけて投げつけた。 「……ってーなぁ!」 投げたフキンは聖の顔にヒット。 「あんたが変なこと言うから!」 「だからって、物投げなくてもいいだろ?」 「人の下着を勝手に見た聖が悪い!」 案外と可愛いパンツって、案外って余計なんだよ! あぁ!もぉ!イライラする!