「あ、あの……」
「はい……」
「初対面で、こんなこと言うのは失礼かもしれない……けど、あの……また僕と、その……会ってくれませんか?」
「えっ?」
「突然、ゴメン……」
彼は少しだけ照れたように笑う。
さっきよりも胸がドキドキしてる。
「いえ……」
彼の顔が見れない。
見ちゃうと泣きそうになるから。
「私で、良かったら……」
彼の顔を見ないで、少しだけ下を向いてそう言った。
「ありがとう」
彼はそう言って、私の頭をポンポンとしてきた。
私と彼の間に風が吹き抜ける。
胸のクロスのネックレスが再びピカッと光った。
新たな恋の予感……。
その時、聖の声が聞こえたような気がした。
ーーやっと会えたね。
って……。
【先生×生徒シリーズ】先生の秘密
ーEndー



