理香はソファに寝転がり漫画を読んでいる。
私は宿題をしていた。
時計を見ると、18時を少し過ぎていた。
外が明るいから、こんな時間になってるとは思わず……。
「晩ご飯、どうする?食べて帰る?」
「うーん……」
理香はソファから起き上がる。
「どっかに食べに行かない?」
「何でも良かったら適当に作るよ?」
「久しぶりに食べに行こうよ!」
理香はそう言って、ソファから立ち上がると私の手を引っ張った。
理香とは遊ぶのも久しぶりだし、2人でご飯に行くのも久しぶりだ。
「そうだね」
私は理香に手を引っ張ってもらって立ち上がった。



