晩ご飯を作り、聖を待つけど、なかなか帰って来ない。 スマホの時計は21時を少し過ぎていた。 いつもならもう帰ってる時間なのに……。 どうしたんだろう……。 「聖、遅いね」 ソファの上で丸まって寝ているモフ子を撫でながらそう言った。 モフ子は目を少し開けたけど、また目を閉じる。 気持ちよさそうに寝てるな……。 私も何だか眠くなってきた。 モフ子を撫でながら、ソファに頭を乗せて目を閉じた。