私は昨日あったことを泣きながら全て話した。
話し終わった時、理香の口から深い溜息が漏れる。
「なにそれ、最低……」
溜息混じりに吐き捨てるように、理香はそう言った。
昨日のあの時まで好きだった水島先生。
でも今は、理香の言葉を聞いてもムカついたりしない。
寧ろ、私もそう思ってしまっている。
「それが、澪の髪を切った理由だったんだね……」
理香の表情は、さっきと違い、少し悲しそうだった。
「うん……ダサいよね……失恋して髪を切るなんてさ」
私の言葉に首を左右に振ると、理香は私の身体を優しく抱きしめてくれた。



