水島先生がワイシャツのボタンを外して、ネクタイを緩める。
その仕草がカッコ良すぎて、鼻血が出そうなくらい。
「なぁ、桐野?」
「はい」
「それ、一口もらっていい?」
「えっ?」
水島先生はペットボトルを手に取り、蓋を開けると、それをゴクゴク飲み始めた。
「美味しかった」
水島先生はそう言って、ペットボトルを机に置いた。
「間接キスになっちゃったね」
そう言ってクスリと笑う水島先生。
間接キス……。
その言葉だけで胸がドクン、ドクンと激しく鳴り始め、目の前がクラクラしてきた。
「そ、そうですね」
そう言って笑うことしかできない私。



