あぁ!ムカつく!
私はアンタの彼女でも嫁でもないっつーの!
ただの同居人。
なのに……あいつ……。
「ちょ、澪?」
「あ?」
声をかけられ、ギロリと睨むように見ると、そこには苦笑いした理香がいた。
「あ、えっと……あれ?私……」
今は昼休み。
理香と屋上でお弁当を食べていたんだった。
「なんかあった?」
「えっ?」
「だって、それ……」
理香が指差す方を見ると、コンビニで買ったおにぎりが握り潰されていた。
「あっ……」
ペチャンコになったおにぎり。
「しかも、さっきからブツブツ言って、目は据わってるし怖かったんだけど」
「あ、べ、別に何もないよ?」
私は苦笑いして、ペチャンコになったおにぎりのフィルムを剥がした。



