量が多いだの何だの文句を言った割には、カレーを2杯もおかわりした聖。
しかも2杯ともてんこ盛り。
細い身体のどこにそんだけ入るのよ。
痩せの大食い?
「俺が片付けとくから、桐野は風呂に入って来いよ。風呂、沸いてるから」
「へっ?」
「だから俺が片付けとくから……」
「これは夢?」
「はっ?」
「聖が片付けをするとか自ら言ってくるなんて。しかもお風呂まで沸かしてくれてるなんて」
「夢じゃねぇよ!現実だ」
聖はそう言って、私のホッペを摘んできた。
「い、いひゃい」
「桐野のホッペ、マシュマロみてぇ。プニプニ」
笑いながらそう言った聖は、更に私のホッペを摘んでくる。
「や、ひゃめて」
ゲラゲラ笑う聖。
聖の手が離れる。
「もぉ!やめてよね!お風呂、入って来る!覗かないでよ?」
「誰が覗くかよ。はよ入って来い」
聖は手でシッシッと追い払うような仕草をする。
あぁ!ムカつく!
初日からストレス溜まる!



