私に背中を向けた形になった聖。
聖の背中の、ちょうど肩甲骨の辺りに目がいく。
左右両方の肩甲骨に赤いアザがある。
左右対称の綺麗なアザ。
肌の色が白いから余計に目立つ。
「ねぇ、聖?」
「あ?」
聖がこちらを向く。
「背中にアザがあるんだね」
「あ?あぁ……」
聖は自分の背中の方に目を持っていく。
「昔からあるの?」
「さぁ?知らね。物心ついた時からあったから、生まれつきかもな」
「ふーん」
缶ビールをリビングのテーブルに置いて、Tシャツを着た聖。
ソファに座って、美味しそうにビールを飲んでいた。



