「おーい!お前、何ボーとしてんの?」
「はっ?」
気付くと、聖の顔が目の前にあった。
「うわぁ!」
てか、聖って、こうして間近で見ると、吹き出物皆無で肌綺麗だし、色白だし、毛穴目立ってないし。
女子より綺麗と言うか……。
やっぱりムカつく。
「変な声、出してんじゃねぇよ。てか、もし水島先生が上半身裸になったら……。みたいなこと妄想してたんだろ?」
「はっ?してないし。もぉ!いちいち煩い!とにかく早く服着てよ!」
「はいはい。ちょっとその前にビール」
聖はそう言ってクスクス笑いながら、冷蔵庫から缶ビールを出した。
缶ビールを持ったまま、聖がキッチンから出ていく。



