あの日の向日葵。

中学校で離れてめっちゃハッピーだったのに高校で一緒になってしまい、クラスまでも一緒になってしまった。
運悪すぎだろ………………。
だけど、コイツはサッカー部のキャプテンの彼女らしい。昔よりは女っぽくなってるだろ。って思った俺が馬鹿だった。
コイツは昔と変わらねぇ。人を馬鹿にするところとかな。
「おい、仲田。ノッポって言うのやめろ。ぶっ飛ばすぞ。」
俺はムカつきすぎて顔が引きつっているのが自分でもわかるくらいだ。
「いいじゃん!そんな事は!でさ、青野って何で今日休みか知ってる?」
そんな事って言いやがったな!この女ぁ!!!
俺はイライラしながら答える。
「そんな事って……あぁ、太一?知らねぇよ。体調不良とかじゃねぇの?」
杏里が舌打ちをした。
今コイツ舌打ちした!?舌打ちしたよね!?
「使えねぇノッポだな。」
コイツゥ!人をどこまで馬鹿にしたら気が済むんだ!
ああ!いいよ!使えなくたって!お前に使われたくねぇし(怒)
「お前な、次言ったらどうなるか知らねぇぞ?」
そう言って指をパキパキ鳴らした。
「強いってアピールしてるけど実はヘタレなくせに。」
ピキッ
俺の中で何かが切れる音がした。
こんなに俺が怒るのは、コイツが言ってくることが正しくて全部図星だからだ。
「てめぇ!」
けど、俺も子どもではない。
寸止めでちょっとビビらせてやろうと思った。