午後の授業は流石にちゃんと集中して受けた。…怒られたくないしね。
そのかいあって先生には注意されずにすんだ。
そして、待ちに待った放課後!
大山君と生徒会室に向かった。
「ねえ、今日何するのかな???」
「知らん。クラスマッチそろそろあるしそのことじゃない?」
「あー、かもね!たっのっしっみっ!」
「優衣さんよくわからんわ〜…。」
「ふふふ、私を理解できるのは陽ちゃんくらいだよ…ふふふ。」
「………。」
「大山くんの目がこいつヤバイやつだ。なんて訴えてるのは気にしないでおくね」
「優衣さんおもしろ。」
大山大翔(おおやまひろと)とは生徒会にはいって話すようになって仲が良くなった。と思っている。
話をしているうちに生徒会室についた。
「お、きたきた。大山くんも佐野ちゃんも座って〜。今日はクラスマッチの準備
の打ち合わせね〜!」
生徒会長である橘先輩がホワイトボードに準備についての内容を書き始めた。
「〜〜とまあ、こんな感じで!佐野ちゃんと大山くんは、明日の昼休みに体育委員会を集めてコレを指示してね〜!
安川は〜…。」
と、橘先輩がうまくこの場を仕切って打ち合わせは順調に進んだ。
(明日の昼休みか〜…楽しみだなあ)
「優衣さん、明日遅れないでね」
明日のことを考えてニヤニ…にこにこ
してる私に大山くんが忠告してきた。
「お、遅れるわけないじゃん!楽しみなのに、へへへ」
「そのニヤケ顔で言われても説得力ないんだけど。」
「ほら〜そこ2人、どっちも遅れないようにね!」
橘先輩からも忠告された。
うぅ…。



