「…って言うことがあってね!」
「さすが。あんたの佐野家最高だわ…」
学校についた私は、朝あったことを
陽子に話した。
陽子は目に涙を浮かべて笑っていた。
「…笑いすぎでしょ…。直人も小さい頃は可愛かったのにな〜。」
「まあ、でも、直人くんも言ってたように今日の顔ひどいよ?」
「よっ、陽ちゃんまで!?」
「昨日ちゃんと冷やさなかったのー?」
「冷やしたけど…ダメだったの!」
昨日ちゃんと冷やしたけど腫れが少しのこった。そんなにひどいのかな…。
その後いろいろ話してると
「みんなおはよう!HR始めるぞー」
先生が入ってきてざわざわしてた教室も
しんと静かになった。
「ーーーーじゃあ、今日も一日勉強とか頑張って過ごせよー。あ、今日の放課後
生徒会は集合らしいから、佐野と大山は
よろしくなー。」
「「はーい。」」
「起立、礼。」
そう、私は生徒会に入っている。
最初は推薦されて入りただなんとなく
仕事をしていたが、最近は楽しく思えてきていた。



