「ねえ、水月さっきの話なんだけど」
水月に背を向けパジャマのボタンを戻しながらおそるおそる伺うように聞いてくる。
「さっきの話って?」
何事もなかったようにとぼけて答える。
「その・・・・・・水月が人嫌いって話・・・・・・」
「ああ、それ冗談。ドッキリ?ってやつ。にしてもあっけない終わり方だったなあ、いきなり元に戻るなんてさ」
「なんだー。ほんとのこと思っちゃった。確かに、戻ったって実感わかないよね」
思いつめたよな堅い表情をしたモモが安堵の表情を見せる
「でも、なんで俺とモモが入れ替わったんだろう」
「私にもわかんないよ」
「そもそもどうやって入れ替わったんだろうな?」
ボタンを直し終えたモモが振り返り右手の人差し指を立てながら答える。
「漫画とかだと階段からいっしょに落ちて入れ替わったりするんだけどね」
「鉄板ネタだな。モモってホラーとか苦手だからこういう怪異とか起こったら叫びわめくかと思ってた」
「最初は何が何だかわかんなくてテンパってたけど起きたばっかりの水月と違って入れ替わってからだいぶ時間が経つからね。それに相手が水月だったから・・・。わっ。なんでもない。忘れて。さっきのは、なしっ」
急に顔を赤くさせ動揺するモモ。
水月に背を向けパジャマのボタンを戻しながらおそるおそる伺うように聞いてくる。
「さっきの話って?」
何事もなかったようにとぼけて答える。
「その・・・・・・水月が人嫌いって話・・・・・・」
「ああ、それ冗談。ドッキリ?ってやつ。にしてもあっけない終わり方だったなあ、いきなり元に戻るなんてさ」
「なんだー。ほんとのこと思っちゃった。確かに、戻ったって実感わかないよね」
思いつめたよな堅い表情をしたモモが安堵の表情を見せる
「でも、なんで俺とモモが入れ替わったんだろう」
「私にもわかんないよ」
「そもそもどうやって入れ替わったんだろうな?」
ボタンを直し終えたモモが振り返り右手の人差し指を立てながら答える。
「漫画とかだと階段からいっしょに落ちて入れ替わったりするんだけどね」
「鉄板ネタだな。モモってホラーとか苦手だからこういう怪異とか起こったら叫びわめくかと思ってた」
「最初は何が何だかわかんなくてテンパってたけど起きたばっかりの水月と違って入れ替わってからだいぶ時間が経つからね。それに相手が水月だったから・・・。わっ。なんでもない。忘れて。さっきのは、なしっ」
急に顔を赤くさせ動揺するモモ。

