神様の敷いたレール

モモはこれから水月の言葉を受け止める準備をするかのようにごくりと息を飲み込む。

そして水月はやっと口を開き、話し始める。

モモは覚悟を決めたかのように目をつむり、再び目を開ける。

「モモって意外と胸大きいんだな」

そこには誰もが知っている『麻倉水月』がいた。

右頬にぺこりと小さなえくぼが顔を覗かせくったくない笑顔。

「えっあれ?元に戻ってる・・・。」

水月とモモの身体は元に戻っていた。

現状を把握すると自分の姿に顔を赤めるモモ。

パジャマのボタンが全て外れて雪のように白い肌と水色と白の横にボーダーになっている下着が露わになっている。

「きゃっ」

急いでカラフルなドット柄の羽根布団に身を隠すモモ。

やはり直接見られると恥ずかしいようだ。

先程とは違い殺意など感じられず、完全なる羞恥心のみのようだ。

「いやー、正直モモがこんな胸大きいなんて知らなかったよ。隠れ巨乳だったんだな」

「水月の・・・バカっ・・・」

赤めた顔がますます赤くなっていく。

両手で顔を羽根布団覆った後、鼻の根元の部分まで布団を下げ目だけを覗かせてこちらを見ている。

恥ずかしがっているモモの可愛らしさに愛おしさを感じ、いたずら心がくすぐられる。

でも、これ以上いたずらすると嫌われそうな気がしたので掻き立てられるイタズラ心をグッと抑えて我慢することにした。