「そぉだなぁ…だが…猫型だけでは・犬派の人に受けが悪くなってしまうな。派閥が起こってしまいかねない…」



だなんて

左腕を腰を回し
右手で口元を覆いながら

真剣に考えてるみたい…。



「もぉ!!鷹里博士!!そぉゆう問題じゃナイでしょ−?!」



皮肉たっぷりに
ゆったつもりだったのに



「あぁ・そうだ!!美月の好きなウサギにでもしてみるか??」



なんてゆって

とびきりの笑顔を向けられてしまった。



あたしは

博士の
この笑顔に

とっても弱い。



研究に かまけて・研究所にこもりっぱなしで

髪型は
ボサボサだし…



本当に
寝癖が酷い時は

本当に 本当。



実験に失敗してしまったのかと思うくらい。



注意しなきゃ

髭を剃るコトだって忘れちゃうみたいだし…。



あたしが

身の回りのコトをしてあげなきゃ

ずぅーっと

何日も同じ白衣を羽織ってるし

シャツも
なにもかもが

ヨレヨレのクタクタ。



いつも

足元は
お気に入りらしく

サンダルだし…。



ご飯も
めんどくさくて

用意しなくちゃ抜いちゃうくらい。