ＳｗｅｅｔＴｉｍｅＳｌｉｐ...

その気になれば
お酒だって飲めちゃう

立派な大人なんだから!!



そんな大人が
バイトだなんて…



“大人”経験の長い方たちには

認めてもらえないかもしれないね…。



でも

今は こんな生活だけど

半年くらい前までは･ちゃんと会社にだって勤めてたのよ??



鷹里博士と
出会う前までは…。



笑顔を取り戻させてくれたのも…

いつでも

きっかけをくれたのは
鷹里博士だった。



背中を押して
受け止めてくれるのは

いつも

博士だった。



｢なんだか…空が とってもキレイだったから…見とれちゃってました｣



なんだか

恥ずかしくて
博士の顔を見れなくて

照れ隠しに

頭を ぽりぽりしながら
笑ったら

お使いを頼まれた。



｢休憩も済ませたみたいだし…捜し物を頼みたいのだが｣



博士の眼鏡が

キラーンって
光った気がした･･･



｢何を探してくればイィんですか??｣



倉庫だけは行きたく無い!!


そぉ想いながら尋ねる。



｢倉庫に行って“赤い羽”を取ってきてもらいたいんだが｣



嫌な予感 的中です…。



｢そっ…倉庫…ですか?!｣



｢そう。倉庫だ｣



倉庫…。



あそこは嫌い。



だって

ほこりっぽいし

なにより

物が溢れかえってるんだもん。



どこに何が有るかなんて
わからない。



整理整頓の苦手な博士に代わって

奇麗にしたいと申しだてたんだけど

見事に却下されてしまったの｡



理由は

無くしちゃ困る物が
たくさん有るからだって。


あんなに

ごちゃごちゃなままじゃ

大切な物が
ﾄﾞｺに有るのかすら

わからないのにね…。



それに｡｡｡



夜は怖い…。



｢なんだぁ??その…あからさまに嫌そうな顔は｣



だって

嫌な物は嫌。