「え・・・。どういうことなんだよ」
「俺らの属に入れば、バラバラになることは無い。皆また一緒にやれるということだ。どうするかはお前らが決めろ。もう虎華は解散したからな」


皆は顔を見合って、
1人の奴が手を挙げた。

「俺、鳳雷龍に入る。もっと頑張りたい!」
「俺も。強くなりたい」
「俺も!!」


次々と手が上がり、
最後に残ったのは元総長だけだった。


「どうする」
「・・・入る。今まで卑怯なことしちまったからな。一からやり直すぜ」