悪魔とヤンキーの夜恋祭




「え、なんで?最近修理したばっかなのに!」


何度やってもエンジンはかからない。


「お願いです、こっちは困っているんです」
「こっちも困ってるわ!てかなにした!」
「止めただけですが?」

真顔でしれっと言いやがった。
てか早く帰んないとマジであいつらが心配する。前も帰るの遅くなってそこら中走り回ってたって聞いたし。



「だぁー、もうわかったよ。その話はまた別の日にしてくれ」
「本当ですか?また会ってくれるんですね?」
「そうだよ!だから早く!」
「分かりました。では今度お迎え上がりますね」

そう言ってまた指を鳴らした。
エンジンはかかり、ライトもついた。

「そうだ、だったら電話教えてくれよ。そっちの方が楽・・・あれ?」

顔を上げた時にはそいつの姿はいなかった。