悪魔とヤンキーの夜恋祭






「あの時最後までと言っていたので、結婚後もずっと永遠に居てくれるということですよね?」
「変な解釈すんなよ。今忙しいんだ」


部屋に戻り、色々と準備をした。
包帯に、念のためのサラシ。


「よしっ。後は・・・」
「私も着いて行きますよ」
「来なくていい。お前は自分の所に戻れ。今日もやる事があるんじゃないのか?」

彼は顎に手を当てしばらく考えた後。


「潤さんの観察が「帰れ」
「・・・分かりました、帰ります」


彼は指を鳴らす前に、


「しばらく会える事はできません。それまでお怪我のないよう気を付けて」
「怪我をつけるのは俺の象徴だぜ。でも心配かけさせないように気を付ける」


俺の頬に口付けして消えた。
俺はされた所を手で抑えた。


いつも嫌がるはずなのに・・・。なんでだろう。