悪魔とヤンキーの夜恋祭





『あなたの記憶を消します』
『は?消す?』
『はい。私はあなたに迷惑をかけさせてしまい、挙句は殺そうとしてしまった。陰から貴方を護ります。ですから潤さんは・・・いつも通りに過ごす事が出来ます』


そうか、と俺は納得、

『いっ!』
『馬鹿野郎!今も充分迷惑かけられとるわ!!』

するわけがない。


『お前は自分勝手だ!迷惑かけた、だから記憶消す?馬鹿だろ。こういうのはな、最後まで責任もって護り続けるってのが約束なんだ。その約束をお前から破ってどうする。俺がいつ迷惑って言った。自己判断すんな!』
『潤さん・・・』
『俺が許さん。やめるなら俺が納得してからやめろ』

『ということは、』
彼は俯いたまま肩膝を床につけ、俺の手を取り、片方の手は自分の胸に手を当て、


『結婚してくれるということなんですね』
『違うわアホ』



爽やかな笑顔で俺に言ってきた。