「この印は、あなたとずっといる証拠。そして、私のものであるという証拠です。私のもの、つまり、王子である私から奪い取るということはそれほどの価値があるということ。だからあなたを狙っているものはたくさんいると思います」
「別にいい。そんなんだったら俺がぶっ潰してやる」
彼はいきなり俺の両肩を掴んだ。
力強く掴んでて痛い。
「何言ってるんですか!悪魔と人間は違う!例え1番強い人間がいたとしても、上級悪魔、いえ、中級悪魔と闘ったとしても簡単に殺される。甘く見てはいけないんです!」
「も、元はといえば俺にこんな印を付けたお前に責任があるんじゃないのか!?俺は、勝手に花嫁候補にさせられて、そして悪魔たちに狙われて・・・。俺は、何だよ」
肩から手を離した。
膝に手を起き、俯いた。
髪で顔はよく見えない。



