「申し訳ありません、あなたの元へ移動した瞬間にまさか・・・。でも大丈夫ですよ?惜しくも、いえ、あなたの体は見ていませんから」
惜しくもと聞こえたが、ここは聞かなかったことにしておこう。
上はTシャツで下はズボンを履き、ベッドに座り頭を拭いた。
彼は俺の前に立っている。
一応ラフな格好はしている。
「んで、何」
「実は、あなたに言わなきゃいけないことがあるんです」
「重要なのか?」
「はい、あなたが悪魔の世界で狙われているかもしれません」
「俺が?なんで」
彼は俺の胸元に指を指した。
その指している方向はこいつが印をつけたもの。



