悪魔とヤンキーの夜恋祭







「けーいーとくーん」

奴は佳の名前を呼んだ。
佳は殴るのを止めた。
何故なのか。
俺の首にナイフを当てている。

「佳!俺の事はいい!」
「ダメだ!・・・できない」
「佳!」

佳はこれ以上手を出さなかった。
彼らに手を縄で結ばれ、部屋から追い出された。