悪魔とヤンキーの夜恋祭




「なんで知ってるのって顔をしているね。それはね、ここにスパイがいるからなんだよ?」
「ス、パイ?」


スパイが、ここにいた。
奴の後に立っていた。


俺は涙が止まらなかった。
なんで、なんで。


「お前、なんで!!」
「・・・」
「何か言えよ!!」










「佳!!!」