「おいお前ら何勝手に盛り上がってんだ」 「あ、朔(さく)じゃん。潤が幻覚見たんだってさ」 「こいつ、幽霊に会ったんだってさ!マジでおもしれー!」 こいつら、ホントに・・・。 「ホントのホントだってば!」 「おや?どこからか女の声が」 「うるせー、この森が!」 「あ?緑なめんじゃねーぞ。1発勝負したろうか?」 「やってやろうじゃねーか」 俺は腕を捲った。 やる気満々だった。 なのに、 「おい、総長の前でそんなことすんなよ」 慧に頭を掴まれ、止められてしまった。