「すげぇ・・・。お前、すげーよ!っ!」


興奮し振り向いた。
思っていたよりも顔が近かった。

びっくりして離れた。

「あ、あぁ。まぁな。次、打ってみろよ」
「お、おぉ」


俺はまた構えた。
涼に言われた通りにちゃんと構え、次のボールが来るのを待った。
来たと同時に打つ。

カキーンと音が鳴り、ボールが遠くに飛んでいく。