ぼっちな彼女と色魔な幽霊


昼休み、屋上でヨウとお昼を食べていた。

今日はおにぎりがあるから、わたしのお弁当事情は平和を保たれている。

「あいつ、女はいないっぽいな」

「えっ?」

「二嶋。好きなんだろ?」

「す……好きっていうか。まあいいかなーと、思うというか」

「へえ」

ヨウは急に手を伸ばし、わたしの髪に触れる。

ドキッとした。

すっとそのままわたしの耳に髪をかける。

「……な……何?」

またいつもの冗談及びからかいだろう。

「可愛いな」と、呟いた。

「……」

「……マジで。妬くなあいつに」

なんと反応していいかわかんない。

ぶっとヨウは吹き出した。

「またぁ?なんか今回のためるのが長かったんですけど」

「お前からかうの楽しすぎ。顔」と、笑い転げる。