こ、こいつ!なに涼しい顔して言い放ってるのよ!自分の弱味握られてるのに!

「これで、秘密できたな」

篠宮 稜斗は、これまでに見たことがない悪魔のような顔をして微笑んでいた。

「秘密!?どういうこと?」

「まだ分かってなかったんだな。___俺が岡槻にキスした事、女子たちが知ったらどうなるか……考えてみろよ」

女子に知られたら?

〜想像中〜

女子A「信じられない!篠宮くんにキスされたなんて……」

女子B「許さない!篠宮くんの唇返せっ!」

女子C「自分が、何したかわかってんの!?」

_____________

うわぁ……、怖っ!ダメだ!こんな事知られたら____私の高校生活終わりだ〜

「……フッ」

また、篠宮 稜斗はニヤリと笑いこう言った

「やっと分かった?俺の事言えないよな」