「楓…大丈夫…?」 「…ありがとう心配してくれて。でも大丈夫だから」 「…分かった。でも、ムリだと思ったら、すぐ言ってね?」 「うん…」 大丈夫…なんて言ったのは、美奈子に心配かけたくないから。 本当は…私… 「さあさあ皆さん! イケメンに美女揃い! 今日は楽しんでいきましょ~!」 半田くんの掛け声で、再び賑やかになる。 やめやめ! ネガティヴなことなんか考えちゃダメだ、忘れよう! 大事なのは今なんだから。うん、そうだ!